日常を「作品」に変える相棒。会社員の私が見つけたFUJIIFLM X100VIを買うべき魅力

こんにちは、nocaです。

「写真は得意なのではなく、好きなだけ。」

Shutter Craftでは、そんな筆者の日々の暮らしで出会った「好き」や「面白い」や「写真の悩み」を、写真と共にお届けしています。

今回は「FUJIIFLM X100VIの魅力」について、私なりの視点でお話ししていきますね。

気軽に読んでもらえたら嬉しいです。

「カメラのある生活」をさらに楽しむために選んだ新しい相棒、FUJIFILM X100VIが日々の撮影体験をどう変えてくれたのか、その魅力をご紹介します。

なぜ「FUJIFILM X100VI」を選んだのか

まず大前提として、会社員であるが故に趣味に没頭できる時間は制限されてしまいます。

なので、高機能なカメラに惹かれることはもちろんあるものの、それ以上に「常に持ち歩きたい(持ち歩ける)」という部分が重要なポイントだと考えています。

FUJIFILM X100VIは、そのクラシカルで美しいデザインに一目惚れ。性能面での期待値も高く、まさに探していた1台というイメージです。

興味を持った当時は品薄状態が続き全く購入できませんでしたが、たまたま立ち寄った家電量販店で在庫を見つけ購入に至りました。

レンズ一体型で、ビジネスバッグにもすっと収まり、通勤時はもちろん出張時でも持ち運びやすいであろうサイズ感。

さらにファッションの一部のように持ち歩けるデザインも含め、「日常使いの相棒」としての魅力を感じ、このカメラを迎え入れることを決めた次第です。

もしあなたが、普段使いできるコンパクトなカメラで、写真の表現力を高めたいと考えているなら、X100VIは最高の選択肢の一つになるでしょう。

唯一無二の撮影体験と高揚感を提供するレンズ一体型カメラ

「FUJIFILM X100VI」の基本スペックから一部をピックアップしてみました。

FUJIFILM X100VIは、X100シリーズが代々引き継いできた「写真を撮る楽しさを感じさせる機能とコンセプト」および「美しく洗練されたプロダクトデザイン」を継承し、さらに進化を遂げた6代目モデルです。

裏面照射型4020万画素、X-Trans CMOS 5 HRセンサーを搭載し、高解像度と低ノイズを実現しています。

2,000万〜3,000万画素前後のカメラをよく見る中で、4,020万画素と高画素なX100VI。

最初からトリミング前提というわけではありませんが「トリミングできる余地がある」というのは安心材料になりました。

「気になったらとりあえず撮影してみる!」というアクションに繋がったと思います。

また、この画素数を活かした35mm判換算で50mm/70mmの焦点距離で撮影できる「デジタルテレコン機能」も便利ですね。

X100Vから継承した23mmF2(35mm版換算約35mm)レンズは、4020万画素の高画素をレンズ中心から周辺まで解像します。

35mm版換算約35mmという焦点距離の使いやすさたるや。スナップからランチのテーブルフォトまで扱いやすい印象です。

静止画/動画で使用可能な4段分のNDフィルターをレンズに内蔵します。光量が多い環境での開放での撮影や、スローシャッターでの撮影時に有効です。

スローシャッターにすることで水面が滑らかに

これが想像以上に役立っており、他のレンズ用にNDフィルターが欲しくなってしまうくらいです。

その他、手ぶれ補正や被写体検出AF機能、フィルムシミュレーションなど魅力的な機能もたっぷりですね。気軽に扱えるのに、満足度の高い撮影体験ができるという部分がお気に入りポイントです。

※スペック詳細は公式ページをどうぞ。

「フィルムシミュレーション」で日常にアクセントを

FUJIFILMといえば、フィルムシミュレーションは外せないでしょう。「そうそう、こんな雰囲気にしたかった!」という思いを叶えてくれる機能でした。

シーンによっては、撮って出しでも十分なくらいの完成度の時もあり驚くばかりです。

ただ、それ以上にふとした撮影の中で「いつものこの場所って、こんな風に撮ると雰囲気が変わるんだなぁ」と、発見があるんです。まさに、日常にアクセントを加えてくれた瞬間なのかなと思います。

フィルムシミュレーション縛りで撮影してみるのも楽しそうですよね!

また、レンズ一体型ではありますが、ブラックミストなど特殊な演出を加えられるフィルターや、防塵防滴を実現するアクセサリーなども販売されており、表現の幅の広がりもあると思います。

フィルムシミュレーション頼みというよりは、使用した上でより好みに近づけていくような流れで編集することが多いです。

「どこへでも連れて行きたくなる」コンパクトなサイズとデザイン

ビジネスバッグのちょっとした隙間にも、休日のショルダーバッグにも、すっと収まるサイズ感は本当に助かります。

そして、このクラシカルで洗練されたデザインは、持っているだけで気分を高めてくれますよね。

「日常的に持ち歩けるカメラ」だからこそ、何気ない通勤路や、ランチタイム、出張先の移動中でもお気に入りの一瞬を切り取ることができているように感じています。

ちなみに、筆者はカメラの底の部分の保護と、グリップ感を出すためにSmallRigのL字型ハンドルを装着しています。

気をつけておきたいポイント

  1. レンズ交換が不可:「レンズ一体型カメラ」なので、レンズを交換することができません。将来的に色々なレンズを使いたい方には不向きかもしれません。
  2. 画角が固定される:X100VIは「23mmF2レンズ」を搭載しており、光学ズーム機能を持ちません。デジタルテレコン機能やアクセサリーで画角を変更する必要があります。
  3. 防塵防滴:ボディはシーリングされているものの、レンズ部分は外部フィルターを装着しないと防塵防滴になりません。
プロテクトフィルター「PRF-49」とアダプターリング「AR-X100」

防塵防滴に魅力を感じている方は、アクセサリーを別途購入する必要がありますので注意しましょう。(せっかくなので純正のアクセサリーを購入しましたが、もっと安いものもたくさんあるようです)

防塵防滴の安心感!これは、活動の幅がぐんと広がりますね。

まとめ

FUJIFILM X100VIは、「日常の風景をもっと楽しむ!」を手伝ってくれる良き相棒となりました!

レンズ交換もできないし、ズーム機能もない。

ただ、そのおかげでシャッターを切る回数が増え、シンプルに撮影体験を楽しめているのではないかなと感じています。

まずは、お好みのフィルムシミュレーションであなたの「好き」を「形」にし、日々の移動や何気ない瞬間を撮ってみませんか?

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