こんにちは、nocaです。
「写真は得意なのではなく、好きなだけ。」
Shutter Craftでは、そんな筆者の日々の暮らしで出会った「好き」や「面白い」や「写真の悩み」を、写真と共にお届けしています。
今回は、「50mm単焦点レンズで東京スカイツリーのある日常を切り取る」をテーマにお話ししていきます。
気軽に読んでもらえたら嬉しいです。
・α7RV
・APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
町を歩けばそこに東京スカイツリー

日テレの鉄腕DASHで「東京のシンボル・スカイツリー、どこまで離れて見えるか!?」という企画があったそうで、栃木県宇都宮市、神奈川県小田原市からも見えたという東京スカイツリー。
久々に浅草の町を歩いてみると、その存在感に圧倒されますね。
「東京スカイツリーが日常の中にある」
そんな不思議な風景を、50mm単焦点レンズ(マニュアル)で撮影してみました。
隠しきれない存在感を受け入れよう
日常の何気ない風景を撮影する「Daily Snap」。
歴史ある街並み、そこを行き交う人々、街の東側を流れる隅田川、外国人旅行者の多さに時には異国感さえ感じる浅草の風景。
写真撮影を楽しむには、十分すぎる要素がたくさん詰まっていますよね。
そんな情緒ある浅草の町の中で、どうしても目がいってしまう。
それが東京スカイツリーです。
「東京スカイツリーを中心にどんな風景が見えるのかな?」
今回の散策のテーマが決まりました。
50mmで楽しむ東京スカイツリー撮影スポット
私が実際に訪れ、撮影した台東区浅草〜浅草橋エリアの撮影スポットを写真と共にご紹介します。
浅草2丁目交差点から撮る

浅草寺や花やしきなど主要観光スポットが集まる浅草2丁目エリア。その端っこにある浅草2丁目交差点からの東京スカイツリーです。
浅草エリアでは、こういった隙間から東京スカイツリーが見える場所がたくさんあるので探してみると楽しいと思います!
方角的には、銀座線の稲荷町駅・田原町駅方面から浅草方面に向けて歩いてくると探しやすいです。新仲見世通りなど、東西にのびる通りをチェックしてみましょう。
ちなみに、写真の奥の方に見える「ぼたん」というお店は、浅草の町中華のお店として大人気らしいですよ。時間がある方はぜひどうぞ。
- 撮影のヒント:街並みと東京スカイツリーのギャップ。ちょうど手前が影になり、東京スカイツリーに陽が当たっています。
隅田川公園近郊から撮る


隅田川テラスから撮影したアサヒビール本社へのリフレクションと、墨田区役所から突き出る東京スカイツリーです。
浅草方面から隅田川沿いをすみだリバーウォークに向かって歩いていくと見えてきます。
浅草方面には何回も行ったことがありましたが、吾妻橋よりも奥にはほとんど行ったことなかったので、ここは盲点でした。
- 撮影のヒント:必ずしも、東京スカイツリーを綺麗に収める必要はありません。思い立ったら、とにかく撮影してみましょう!
浅草寺から撮る

せっかく浅草に来たので、浅草寺と東京スカイツリーを撮りたいなと思い向かった浅草寺の本堂(観音堂)。
近いのでしっかり見えるかと思いきや周囲の建物がちょっと邪魔になってしまいましたね。
ただ、黒い雲がかかったおかげで、ある意味雰囲気が出たのではないでしょうか。
撮影のヒント:どこからでも見える東京スカイツリー。ただ、そのまま撮影しても収まりが悪いこともしばしば。
橋から撮る


こちらは、隅田川にかかる「駒形橋」と「両国橋」から撮影したものです。
モノクロは駒形橋の上から撮ったもので、奥に東京スカイツリーを入れてみました。
もう1枚は少し離れた両国橋から撮影したものです。
遠いほどその大きさがわかりますし、近いほど建造物として細かい部分が際立ち印象を変えてくれます。
- 撮影のヒント:橋の形状によって風景が変わります。これも歩いてみないとわからない楽しさの1つですね。
見慣れた街も「テーマ」を設けて新しい体験を
「何を撮って良いかわからない」
そんな時は、テーマを設けて撮影してみてはどうでしょうか?
「50mm単焦点レンズで東京スカイツリーを撮る」と決めて歩き始めると、どこをどう歩いても東京スカイツリーを意識できます。
だからこそ「ここからは、こんな風に見えるのか!」という発見もありましたし、今まで歩いていなかったような場所にも足を運ぶ機会にもなったと感じました。
また「50mmだとこの距離感は無理なのか!」など、経験値も得られるので一石二鳥。楽しいフォトウォークとなりました。
「Daily Snap」カテゴリでは、日常の風景にテーマを設け新しい体験を探していきます。